利根川進先生を偲んで

感謝を込めて
加藤忠史 2026.07.17
読者限定

 抗体の多様性を生み出すゲノム再編成のメカニズムの発見によりノーベル生理学・医学賞を受賞された後、脳研究に転じ、理化学研究所脳科学総合研究センター(理研BSI)のセンター長を務められた利根川進先生が、2026年7⽉11⽇に86歳でご逝去されました。最後の最後まで現役でした。

 利根川進先生のご指導ご薫陶に感謝すると共に、心から哀悼の意を表します。

 利根川進先生は1987年に日本人で初めてノーベル生理学・医学賞を受賞され、1990年に出版された立花隆さんとの対談「精神と物質」には感銘を受けました。そして、奥様はNHKディレクターとして活躍された吉成真由美さん。素敵なご夫婦でした。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3274文字あります。
  • 理研BSIセンター長として
  • 利根川先生に教えていただいたこと

すでに登録された方はこちら