精神科医/脳科学研究者 加藤忠史のニュースレター

このニュースレターは、精神科医および脳科学研究者である加藤忠史が、新しい論文、ニュースや日々の出来事などに対して、あるいはよく訊かれる質問に対して、自らの視点で、精神医学・脳科学の舞台裏のエピソードなども交えながら、コメントするものです。(発言は個人的なものであり、所属組織を代表するものではありません。) 

頻度は、月1回以上週1回以下をめどに配信したいと思います。

こんな方におすすめ

  • 脳とこころに興味のある方

  • 双極症を初めとする精神疾患に、当事者として、専門家として、さまざまな形で関わっている方

  • 精神医学や脳科学に興味がある方      など

あなたについて

東京大学医学部を卒業して、12年間は東大病院と滋賀医大病院(一部はアイオワ大学)で臨床と臨床研究に従事しました。

その後、20年間にわたり、理化学研究所脳科学総合研究センター(BSI)および脳神経科学研究センター(CBS)で、基礎研究に従事していました。副センター長として、センターの運営にも関わりました。BSIでは、アウトリーチ委員長を務め、BSIの10周年記念イベント、CBS開所式などの広報活動も担当しておりました。

2020年に順天堂大学精神医学講座という臨床現場に戻り、主任教授として臨床・研究・教育に従事しながら、精神医学・神経科学の関連学会でも活動しています。

研究内容は、35年にわたり、主に双極性障害の神経生物学的研究を行ってきました。原因解明まであと一息、というところだと思っています。これまでに、生物学的精神医学国際連合Research Award (2024)、アジア神経精神薬理学会Lundbeck Science Award (2021)、国際双極性障害学会スコウ賞(2019)、Brain and Behavior Research Foundation Colvin賞(2017)、ブレインサイエンス振興財団 塚原仲晃記念賞(2014)、日本生物学的精神医学会学術賞(1995)などを受賞致しました。

その間、本の執筆ホームページニュースレターの運営なども行ってきました。

このように、臨床精神医学と基礎脳科学の両方の経験が長く、広報・啓発に関心を持つ者として、精神医学・脳科学の観点から、日々の出来事について、精神医学や脳科学の裏話を交えながらコメントさせていただくことで、皆様に新たな視点を提供できる機会になればと思っております。

よくある質問

●なぜ登録した方が良いのですか?

ニュースレターの更新は、このWEBサイト上でも読むことが可能ですが、ご登録していただくことで、新たな記事が配信された時に、見逃すことがなくなります。
また、内容により、登録者限定にしようと思っています。

●無料ですか?

当面、登録すれば読める無料記事を中心にしようと思っていますが、出版予定の本の草稿や、「ここだけの話」を配信する場合は、有料記事とさせていただこうと考えてあります。

●なぜこのニュースレターを始めたのですか?

最近、メディカルトリビューンという媒体の「ドクターズ・アイ」という原稿を月1回寄稿していたのですが、書いているうちに、月1回では収まらないな、と思ったことがきっかけです。

また、旧Twitter(”X”とは呼びたくない派です)でも色々情報発信してはいるのですが、旧Twitterでは誹謗中傷や炎上が起きることも少なくなく、まだまだメディアとして未完成だと思っています。
このtheLetterという新しいメディアには、新たな可能性を感じ、大いに期待しています。

毎月、研究仲間と共に、「双極症研究ネットワークニュースレター」を配信しておりますが、こちらでは国内での双極症研究の紹介を基本としているため、より幅広い情報発信もしたいな、と思ったという面もあります。

無料で「精神科医/脳科学研究者 加藤忠史のニュースレター」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら